2019年12月31日、、RIZIN.20のRIZINバンタム級王座決定戦で、朝倉海vsマネル・ケイプが行われました。

以前両者が対戦した際は判定2-1で朝倉海が勝利していますが、その判定をマネル・ケイプは不服としており因縁の再戦となりました。

一方の朝倉海は、堀口恭司をK.O.し、佐々木うるかもK.O.し、波に乗っている状態での王座戦。
インタビューでは、常に以前より進化し強くなっているとの発言もあり、その成長からも期待が高まります。

朝倉海は王座を獲得出来るのか?
それとも、以前の戦い結果の判定に不服を唱えるマネル・ケイプがその因縁を晴らすのか?

●朝倉海vsマネル・ケイプ 2戦目


1Rは完全に打撃戦。朝倉海は、マネル・ケイプとの距離感があまり良くない。マネル・ケイプは非常に速い動きで、離れたり踏み込んだり、うまく自分のペースに持ち込んでいる。

朝倉サイドから、途中「一度倒してグラウンドに行け!」という指示が聞こえるが、直後にパンチで押し込まれ、その状態で掴みにいくが倒せず、フックを打つと当たってしまう。

これが、この勝敗の分かれ道だったかもしれない。。。



その後、朝倉海はテイクダウンではなくパンチで応戦。1R終了後には、兄の朝倉未来から距離が近く相手がカウンターを狙ってるとアドバイスあり。


●結果は、2Rにパウンドによるレフェリーストップ(TKO)でマネル・ケイプ勝利


2R、朝倉海のパンチに合わせたマネル・ケイプのカウンターをもらってしまい、グラウンドで下になる。そこからはマネル・ケイプの爆発的猛ラッシュ。
レフェリーストップでマネル・ケイプ勝利。


朝倉海は、グラウンドで下になった時の対処が課題にも見えました。タックルで倒されない自信はあっても、このようにパンチで倒されることもありますし、いつかはタックルで倒されることもあるとは思います。

●マネル・ケイプは王座を獲得したが、なんと返上!

RIZINバンダム級王座になったマネル・ケイプですが、UFCに移籍するとのことで、王座防衛戦を一度もすることなく王座を返上します。

これで、空白となったRIZINバンタム級王座。

2020年8月10日、朝倉海と扇久保博正の王座をかけた試合が決定しています。