2004年12月31日、K-1 ダイナマイトでホイス・グレイシーは曙と対戦しました。

当時は、曙の総合格闘技での適応がまだ未知数ではありましたが、それを差し置いても約140kgの体重差はさすがにヤバいだろうと多くの人が思っていたと思います。

ホイスは、事前のインタビューで次のようなことを言っていました。
「小さい男が大きい男とどう戦うのか?グレイシー柔術の秘技をお見せしましょう。」

一年前に行われたホイス・グレイシーvs吉田秀彦の総合格闘技戦では、ホイスは上着を脱いで戦うという新スタイルでした。



ホイスはどのような戦略で臨むのだろうか?曙からテイクダウンを取りにいくのか、それともまさか引き込んでアンダーポジションをとるのか!?

◆ホイス・グレイシー vs 曙 K-1 ダイナマイト2004

ホイス・グレイシー 37歳 185cm 81kg
曙太郎 35歳 203cm 220kg


印象としては、ホイスが非常にうまくガードワークをしたという感じでした。ホイスがオモプラッタを使うのを初めて見たので、なかなか斬新でした。

大会名は、K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!となっており、立ち技であるK-1と総合格闘技イベントであるダイナマイトが一緒になっているので、格闘技にそこまで関心をもっていない一般視聴者には分かりにくい大会となってしまった感があったのも否めません。

なお、翌年の2005の年末に、ホイス・グレイシーvs所英男が行われます。



曙といった自分より超重い相手と戦ったり、所英男という自分より軽量級の選手と戦ったり、ホイスは何かと話題が付きません。